2020

03.

19

Thu

忘れたころに来た支払請求【60代男性|川崎市】

ご依頼内容

依頼人は以前自営業を営んでおりましたが、そのとき、不動産投資に失敗し、巨額の債務を抱えてしまいました。その結果、依頼人が所有していた大型マンションが差し押さえられましたが、その後何も債権者から督促がなく、9年以上の期間が経過しました。さらにその後、依頼人は、既に事業を辞めており、てっきりもう債務は無くなったものと思い、遊休地に集合住宅を建て、年金と賃料収入で余生を過ごそうと考えていました。そのようなとき、突然、債権者から、巨額の負債の支払請求の訴えが起されました。

お客様の声

おかげさまで、債権者と和解が出来ました。正直申し上げて一生かけても支払えない億単位の支払ですが、年金収入の範囲内で支払うとの和解を成立させることができました。また、破産を回避出来ましたので、今の自宅を手放さずに、一生居住できることができるようになり、満足しています。一生支払は続きますが、月々の返済を行なってもなお余剰が出来る返済金額となっていますので、当初の希望通り、余生を過ごしたいと思います。

弁護士海老名毅より

弁護士 海老名毅

ご依頼頂きありがとうございました。

詳しいことは申し上げられませんが、今回の債権者はほぼ公の機関でしたので、民間の金融機関とは異なり、幸運にも、債務者の生活を最大限切り詰めての返済は回避することができました。本件のように、債権者から請求がないからといって債務が消滅したわけではなく、消滅時効完成のギリギリ前に請求が来ることは割とよくあります。債権者から請求がないとしても、本当に債務がもう存在していないのかどうか確認すべきです。このようなことがないよう、きちんと弁護士に相談して、債務の存否を確認しましょう。

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