あなたが相続人である以上は、あなたには法律によって認められた相続分があります。
仮に遺言であなたが仲間外れにされてしまっていても、そもそも遺言を無効にできる場合もありますし、遺言が有効でもあなたには最低限保障される取り分（「遺留分」といいます。）があります。

遺産相続において弁護士に相談する最大のメリットは、相続人や遺産の情報を正確に収集しつつ、相続人同士の紛争解決や調停・裁判での代理交渉を行ってくれる点です。
あなたに対して語気を荒げたり全く無視を続けたりする相手方に対しても、弁護士が矢面に立ちますので、依頼者様が直接相手方と連絡を取る必要はありません。

弁護士は紛争解決の専門家です。
依頼者様の代理人となることは弁護士でなければ取り扱えないため、司法書士や行政書士では対処できない問題でも、弁護士であれば対処可能です。

また、相続は、相続分、遺留分、特別受益、寄与分などの兼合いから複雑な計算を行う必要がありますが、これも弁護士がすべて正確に行います。

さらに、相手方が遺産を勝手に牛耳ってしまい、遺産の全容が分からず、そのためにご自身の取り分が分からないこともあると思います。
その場合、種々の方法を通じてできる限り遺産に関する情報を収集します。

相続や遺産分割に関する問題やお悩みを抱えているのであれば、弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

弁護士は、相続問題が起きた際に依頼者様の希望に沿った遺産分割となるよう、他の相続人と交渉することを主な役割としています。

遺言、相続の問題は、それまで仲の良かったはずの親族間で、紛争となり、また、言いにくいことを言わざるを得ない展開となることもあります。

お一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。