ご依頼内容

依頼人が歩行者用の信号が青に変わってすぐに横断歩道を歩行したところ、自動車用の信号が赤信号に変わった直後であったのにもかかわらず、自動車が強引に走行してきて、接触してしまった交通事故事案です。言うまでもなく、過失割合は、自動車１０：歩行者０です。しかし、相手方保険会社は、車のドライバーの意向を酌んでか、自動車用の信号がギリギリ黄色であったことを強弁し、これを認めようとしませんでした。そこで、警察の作成した交通事故報告書を取り寄せ、自動車用の信号が既に赤に変わっていたことを主張し、なおかつ、それを基に訴状案を作成し、「もし訴訟になったらこういう内容になるぞ。判決で認定される過失割合は確実に当方０：自動車１０となるぞ。」と主張し、結果的にこれを相手方保険会社に認めさせることに成功しました。

お客様の声

相手方によるこちらにも過失がある旨の主張には、本当に腹立たしい思いを感じました。いくら腹立たしくても結論が変わるわけではないので、お願いして本当によかったと思います。ありがとうございました。

弁護士海老名毅より

弁護士 海老名毅	ご依頼頂きありがとうございました。 残念ながら、一部の保険会社は、いかにお金を支払わないで済ませるかという観点からしか交通事故を検討しない傾向にあります。弁護士として常日頃から腹立たしく思っていたところですので、私としても痛快でした。

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