2018

11.

17

Sat

親権について鋭く争われた事件で、当方が親権を獲得【30代女性|茅ヶ崎市】

ご依頼内容

夫との不和のため離婚を求めたところ、私の方で既に他の男性と交際しており、また、住宅ローンのために夫婦の財産がマイナスになる事案でした。さらに、依頼者が子を連れて別居したため、夫から子の引渡しを求められました。

お客様の声

当初は、夫は離婚に応じてくれず、また、夫の言い分に全く納得することができず、精神的に参りました。しかし、弁護士のアドバイス通りにすぐに子を連れて別居したところ、夫も段々ともはや修復できないことを理解し、その後もじっくりと時間をかけて調停を進めて行くうち、段々と夫が離婚に前向きになり、とうとう離婚することができました。支払うものもありますが、ようやく希望通り離婚することができたため、子らの一緒に前向きに生きていきたいと思います。

弁護士海老名毅より

弁護士 海老名毅

ご依頼頂きありがとうございました。

まず子の親権等が問題となっていましたが、これは何より親権を決める際今現在どちらが子を監護しているかが重要です。大変だったとお察ししますが、子を連れて別居されて自分が子を監護している状況を作ったことが、決定的に有利に働いたと思います。
次に、離婚ですが、残念ながら、他の男性と交際してしまって、なおかつ夫が離婚に応じない場合、こちらから離婚を強制することは原則としてできません。他の男性と交際したことについて種々の事情で夫にも責任があることは分かりますが、離婚を強制できない以上、夫の合意を得て離婚するほかありません。時間はかかりましたが、慰謝料や、ローンの半額負担を条件に、ようやく夫が離婚に同意してくれました。今後のご多幸を祈念いたします。

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